Felica対応Smart Watchを利用して、格安スマホの価値を最大化できないかなーと思って、色々調べてみたので、まとめてみました。
それと、MVNOに踏み切れない人たちの後押しになれるよう。MVNOに関しても少し載せておきます。
MVNOは神
Docomoや、Softbank、auなどと直接契約するキャリア契約に比べ、MVNOは繋がりにくいというデメリットが存在します。これは、実際に公表されている事実で、MVNOに割り当てられてる帯域の狭さに起因しているのが現状です。
では、MVNOは使えないのか?2014年6月にmineo(マイネオ)がau網を利用したMVNOを開始して以来5年に渡りMVNO(3社)を利用してきて感じたこととしては、MVNOは神である。mineoに切り替える前までauのキャリア契約をしていて、月々10,000円程度支払ってました。MVNOに切り替えて1GBに音声通話の機能をつけて1,700円程度。それ以上に感動したのが、シンプルな契約プラン。
キャリア契約の場合、複雑なプランとその詳細を理解し、オプションを多用しなければ、スマートフォン自体の割引を受けられないのに比べ、MVNOの場合、持ち込み端末を利用する為、料金プランがとてつもなくシンプル。
高速データ量制限、通話SIMの有無、それだけ。
1年以内解約は9,500円の手数料、それ以降は無料。自動契約更新も無いので、解約時期、機種変更時期を見定める必要無く、好きな端末を好きな形で購入(中古や、海外端末などなど)し、MVNOのSIMを挿入して、必要なAPN設定をシンプルな説明書通りに実施する。
利用開始に対する課題といえば、動作確認端末が必要だったり、白ロムと言われるキャリア用の端末を手に入れるか、SIMフリーとい言われる端末を意識して購入しなければならない点だと思う。それから、端末、端末の購入方法、SIMカードのサイズに多少の知識を持ってる必要がある。
MVNOは繋がりにくい?
YES!
混み合う時間や、場所によっては、繋がりにくいです。端末との相性によっては、電波を受信しにくいこともあります。(SIMロック解除したDocomo端末をauのMVNO SIMで利用する場合など)特に、auのVoiceOver LTEは取り扱いに少し気を使う必要もあります。
MVNOの繋がりにくさは欠点?
NO!
繋がらない(通信が遅い)ことでキレてしまうぐらいイライラする方は使うことをお勧めしませんが、ゲームや、音楽、読書、インターネット、メール程度の利用の場合、繋がりにくい時があっても、あまり不便を感じないと思います。移動体通信の基本は繋がり続けることですが、逆を言えば、利用する側は繋がらないことも想定して使っています。アプリも繋がらない場合に、全く動かないものと繋がらなくても動くものがあるので、一概に繋がりにくい状態で全てが即使えなくなることはありません。
MVNOは安い?
YES !
本当に本当に安いです。
条件 (こんな風に条件を書かないとキャリア含めた比較にならない・・・;;)
– 1GB上限 (楽天モバイル、IIJmioは、3GB以下がない為、3GB上限)
– 単身契約
– 2年契約縛り含む
– 通話機能あり(通話料定額なし)
– 高速データ通信
楽天モバイル | IIJmio | Docomo | Softbank | au | |
1GB | 1,600円 | 1,600円 | 3,218円 | 3,980円 | 3,280円 |
3GB | 1,600円 | 1,600円 | 4,298円 | 7,480円 | 5,780円 |
*docomo/softbank/auに関しては、シュミレータを利用した結果であり、各種端末割引、乗り換え割引等、割引特典はケアしていません。
*2019/08/18時点の金額になります。
毎月1,618円から5,880円の差
年間19,416円から70,560円の差
3GBで最安のDocomoと比較でも、年間32,376円お得。
2年縛りの違約金9,500円を払っても、2万円以上お得。
格安スマホとは?
MVNOの契約で利用してるスマートフォンをさす言葉ですが、最近別の意味も持ち合わせてきていると思っています。
それは、Amazon等で購入できるSIMフリー端末のことです。
スペックに弱い点はある反面、とにかく安く、十分に動く端末を5,000円から2万円程度で購入できるのです。
HUAWEIは、アメリカと中国の関係性悪化に伴い、一段と低価格で最高スペックの機種を手に入れやすくなっていて、MVNOの契約と合わせて利用することで最大の効果を発揮します。
格安SIMフリー端末は、おサイフケータイ未対応。
おサイフケータイは、NTT Docomo、KDDI au、Softbank、Ymobileでライセンスされている為、この4社以外から発売されてる端末に「おサイフケータイ」が搭載されることはありません。日頃、モバイルSuica、Edyなどにお世話になってる人にとっては死活問題でしょう。
おサイフケータイ未搭載端末+Felica対応Smart Watchの破壊力
格安SIMフリー端末を購入し、Felica対応(Suica/Edy/iD 対応)のSmartWatchを購入できたら、スマートフォンの価格破壊が起こるかも!?
スマートフォン本体端末側に、Felicaが搭載されてなく、おサイフケータイ機能を利用できない端末であっても、SmartWatch側にFelicaが搭載され、おサイフケータイ機能を設定出来れば、日本独自のおサイフケータイ機能を無視して、好きな端末を購入できるようになります。もちろん、作る側の自由度も上がるので、かなり多数の端末が群雄割拠のごとく押し寄せて、市場を大胆に変化させると想像できますね。
Felica対応(NFC-TypeF、おサイフケータイ対応)SmartWatch
Appleの出しているiPhoneに搭載されてるiOSには、AppleWatchというSmartWatchを利用することで、SuicaをSmartWatch側で利用することができるようになります。
Androidはどうかというと、現状(2019/08/19)はFelica対応のSmartWatchは、
残念ながらありません。
将来発売される可能性も低いと思ってます。あくまでも、Felica(NFC-TypeF)は、日本で流行ってる規格であり、世界規模で見た場合、需要を見込めません。
Edyを持っていて、楽天ペイでSuicaの発行をできるようにした「楽天」が頑張って何か作ってくれれば変わるかもしれませんが、彼らは端末を作って販売した実績も生産ラインも持ち合わせていないので、可能性は限りなく低いです。
しばらくウォッチしていくので、購入可能な端末が出てきたら、使用結果と共にこのページをUpdateしたいと思います。